☆白露型 (2013/10/24)
こんな絵に何日もかけてる‥
☆生き始めは死に始め (2013/10/16)
今年は身近に訃報をよく聞くのですが,実母を除けば他は割りと近い年齢の方々で,要はこっちもそろそろ年をとってきた,と云うことではあるのでしょう。でもそれにしても死ぬのちょっと早いよみんな。
☆ (2013/10/08)
暑い‥
☆ (2013/10/05)
寒い‥
☆ゴゴゴゴゴ‥ (2013/09/07)
湯大人のサイトが再起動したような気がする‥
☆あっ (2013/08/25)
艦これはいれちゃった‥
☆緩衝 (2013/08/18)
底のすり減ってない靴ってなんて歩くの楽なんだ,躯に優しいゼ!――と買い換えるたびに思う。
☆晩夏 (2013/08/03)
アブラゼミの声もろくに聞かないうちにもうミンミンゼミが鳴いてる‥やはり日本の四季は壊れてしまった。
暑い‥
☆謎 (2013/08/02)
家の中の整理をしていたら,保冷バッグ(保温バッグ?)の中に未開封のビニールシートと脚立――1段しかないから踏み台かな――と云う3点セットが。サクランボ取りセット,と云ったらコメントに困られてしまったけど,とにかくなんだこれ。
☆S×S (2013/07/28)
課長の声は力ちゃんだったのか。なんか楽しそうにやっててニヤニヤしてしまった。
☆ハイランダー志望 (2013/07/25)
GWからこっち葬儀法事でバタついてて,ようやっと一息つけると思ったらもうすっかり暑いじゃねーですか。ここ一週間ほど湿気があんまりなかったので陽射しの割りには楽っちゃあ楽だったのですが,あくまでも「マシ」ってだけだしまた暑さぶり返したし,夏期は日本全国休業にしましょうよと思考の短絡っぷりを晒すに吝かではありません。ああ,せめて高原に逃避していたい。赤道直下のアンデス地方とか。
☆猛禽ファンファーレ (2013/05/04)
冬(春先と云うのか)によしひこ君が買ったと云う空戦シミュレーションゲームの動画を紹介してもらったら,ゲームそのものよりBGMの方により興味を惹かれてしまい,サントラ動画を紹介してもらってテーマ曲をまた聴き倒してます。『Sturmovik - Wings of Prey』と云うの。サントラCDとかないのかな。
☆ミハル (2013/04/20)
宮城の親戚の家へ。うちの両親はもとより伯父も伯母もいい加減トシなので,そこから更にどこかへ遠出とはもうならない代わり,ちょいと近場の山奥の川原で芋煮会などとても久しぶりに。
宮城山間部は桜はまだもうちょっと。三春辺りがちょうど見頃だろう,と云うことで東京へ帰る道すがら,福島三春は滝桜へ立ち寄ろうとしましたらばなんかもう,町中に桜が氾濫してて車でただ流してるだけでも楽しい。滝桜を特にスポットしなくてもいいんじゃないのこれ?
目当ての滝桜自体はなんか花が灰色がかって沈んでいて,幹や枝や花振りの過剰さこそよかったものの華やかさに欠けてちょっとガッカリ。伯父に問い合わせてみたら,恐らく花が終わりの時期なのだろうとのこと。
母によれば,数十年も昔は田畑の中にデンと1本立っているのを遠望できたものだそうですが,今ではすっかり観光開発されて桜が土産物屋の群れに締め上げられてる構図。仕方ないっちゃあないんでしょうけど。
まぁでもホントに,三春町内を車で流すだけでも目に楽しいので,毎年行ってもいいくらいでした。
☆女魔法使いファンファーレ (2013/04/10)
――タイトルに特に意味はありませんが,ファンファーレ好きなので,それっぽい曲に出くわすと飽かずそればっかり聴き倒してどうしようもなし。仄闇い要素が専らの中世騎士物語もファンファーレだけは外向きで好きです。外と云うかファンファーレは天を仰ぎ見ているのだろうか。そ云やサントラレコードを持っているだけだった『ロビンとマリアン』がこないだテレ東でやってたので初めて見ましたらば,主役3人はもとより,ニコル・ウィリアムスンだのデンハム・エリオットだのイアン・ホルムだのリチャード・ハリスだの,地味派手なのがゾロゾロ出てるしリチャード・レスターは相変わらずわけの判らないミニマムギャグを散りばめるし,ビジュアル的に色々と愉しめはするのですがしかし物語の落とし所はそこなのか‥ウゥムム。
でも,ウィリアムスンの吹き替えが橋爪功と云うのがなんか貴重な気がして消せないよ! どうしよう!
ところで本項タイトルは本当は「勇者ファンファーレ」とするべきなのですが,この楽曲が鳴ってる場面の主役は魔王だったり女騎士だったり何より福圓美里女魔法使いだったり,覚えている限りでは勇者では決してなく,当の本人は物語の命ずるところ脇に控えてるだけ。考えてみれば勇者が勇者を辞めようかと考えるところが開巻なのだから,なんか色々と意味深長に響きますが気のせいですか。気のせいだ。
それにしてもなんかもう,スイマセン。え,なにが? 生活圏内の桜も散っちゃって気分的にはすっかり憂鬱な夏です。秋が待ち遠しくてなりません。今年ももう終わりだね! 夏生まれだけど夏は嫌い因みに冬は苦手,春はあけぼの秋はゆふぐれ。
ところで先月末頃に原因不明のフリーズから多分システムドライブのアロケーションテーブル(NTFSでは何と云うの)が吹っ飛んで,今年分のメールと,うっかりデスクトップに置きっ放しだった頼まれもののチラシデータが昇天しました。合掌。とうに入稿は済んでるのが不幸中の幸いと云えはするのですが,「デスクトップにあるのはマイコンピュータとマイネットワークのアイコンのみ」が常態の身からすれば,整理しそびれたチラシデータの喪失はかなりの恥辱です。
とは云えそれはまぁどうでもよくて,その数日後に下っ腹に悪寒が走って何事と思ううちに8度越えの高熱に見舞われ,12時間寝たらそれは退いたけど若干の胸焼けが4,5日経っても残るのがさすがに怖くなって近所の町医者へ行ったら,とうに峠は越してるけど要はウィルス性腸炎て‥なんだよまたかよ! これまでと症状ずいぶん違うけどこの10年間で3度目とはどうなってやがんだ!
何気にショックだったのは若先生に「ストレスとかありませんか‥?」と問われたことです。つまりウィルスをずっと飼いっ放しになってて日和見発症的なことなのかなと思うのと同時に,何より,ただ世間の隅っこの方で気楽に生きてるだけなのにストレスだなんてちゃんちゃらおかしい。むしろそんなものあってはならぬ。
☆Thermo-Hygro (2013/01/02)
日原鍾乳洞の入り口に掛けてありました。ご存知のようにこれで暖かい。十数年前に来たときは夏で,中は涼しく感じました。並べて世は相対的です。
手軽なドライブのつもりで来たのですが,甥っ子たちが意外に楽しんでくれてたのでまぁよかったなと。
☆RDG (2012/10/10)
高千穂やら宇佐やらその辺りの話から石川淳の『新釈古事記』を母親に貸すついでに,神代を舞台にした和製ファンタジーは如何だろうかと荻原規子の『白鳥異聞』と『薄紅天女』も貸してみたら(『空色勾玉』は他所へ超長期貸し出し中で‥‥早く返せ!),物凄いスピードで読み終えてしまって「面白かった! 他にはないの?」とお代わりを要求され,ようやっと文庫版が出て来た『レッドデータガール』の1と2を貸したらこれまたあっと云う間に消費され,現在『西の善き魔女』を貸し出し中。うぅん,やっぱり『西』の挿し絵はよくない! 文庫版買い直そうかなぁ。
いえもとい,積ん読生活が長引いて『レッドデータガール』を私自身はまだ読んでなかったのですが,これを機に紐解いてみたら(紐ないけど)しまったやっぱり面白い。いつの間にか文庫は3巻まで,そして単行本は5巻までか‥‥そうか,5巻まではあるのか‥
‥どうしよう。この単行本は単位面積あたりの文字数に問題があるんだけどな‥
☆このバスは何処逝き? (2012/10/01)
夕べは颱風でした。TVでは30%減で運行と云われていた路線が,駅へ行ってみたら止まってましてね。そこで諦めて帰ればよかったのに,丁度ロータリーに只1台,迂回通勤にうってつけの行き先のバスがポツンと停まってたのでウッカリ乗ってしまったのです。 後悔しました。
慣れないバスに乗ると,ただでさえ途中から何処を走ってるのか判らなくなってしまうのに嵐の夜では尚更。気の所為か人通りの少ない暗い裏道ばかり走ってバス停はことごとく聞いたことのない地名をのみ冠し,車内は数える程の乗客がポツリポツリと降りて行く一方でこっちは心細くなる一方。やがて自分の他で唯一の乗客となった女性は2つ前の座席で頭をユラユラさせていて,いつかバッタリ床へ倒れやしまいか,それとも急にこっちを180度振り向いてニタリ笑ったらどうしよう,などと余計なことは考えないようにしつつ,「そして誰もいなくな」る寸前へきてやっと聞き覚えのある地名のバス停に辿り着き,あゝちゃんとこのバスはこの世を走っていたんだなと人心地つくわけです。えゝもちろんこんなこと大声で云えやしませんよ,途中の土地々々の人たちに失礼だから。でもってその次が目的地の終点駅で,急転直下の大団円と云った風情でした自分的に。
ちなみに後悔とは,「何故オレはあの時『電車止まっちゃったので今晩は休みます。いや〜,残念だけど天災じゃ仕方ありますまいねぇ』と,ばっくれなかったのか」なのですが,しかしむしろ,こんな時くらい店閉めろよと云いたい。
☆灰色の,憂鬱なまっ平ら (2012/09/17)
やれやれ今年も何とか生き永らえましたヨ! なんか涼しい! 涼しいよ万歳! ‥涼しいは云い過ぎか――暑くないよ万歳! いえまだまだ暑い日はありますけれども,いっときのあの生命をもぎ取られていく感覚は大分なくなりまして非常にめでたいですハラショー。
大分と云えば先週,熊本・大分へ旅行してまいりまして,えらい久しぶりに飛行機乗ったら揺れるたびにコェエ!とか,阿蘇周辺の山容が関東近縁で見掛けるのとは大分違うので日本かここは!とか,あまつさえ阿蘇の火口を覗き込めば現実世界かここは!とか,普段からの見聞の狭さを遺憾なく発揮いたしましたことです。
九重高原もポコポコと丸い凹凸の連なりで変に和むし――よく判らないけどまだまだ若い火山地帯ってことなのでしょうか,薄皮一枚はがせば岩だらけで樹が根を下ろせぬと思しき草千里をはじめ阿蘇一帯も九重も柔らかい緑の草ぼうぼう。いやホントあの緑色は柔らかかった。今は夏だとばかり思ってたけどひょっとして春なの? 別府から宇佐までは高速道路を使いまして「九州の高速道路かぁ,ETCの請求明細が楽しみだなぁ」とか,長距離でもないのに「サービスエリア寄っとく? 九州のサービスエリアだよ,次いつ来られるか判んないよ?」とか,莫迦な御上りさんをやってました。
ジジババオバのレンタカー添乗運転要員と云う役回りだったのですが,思いの外楽しい――と云うかノンビリ出来た二泊三日。そして宇佐神宮をちょろりと回った(広いんでね‥)後ジジババたちと昼前に別れ,今度は電車で広島は呉へ。宇佐駅は田舎の小さな駅で,子供の頃毎夏行っていた房総の駅々を思い出しつつ列車が来るまで駅前の小さな喫茶店で涼んでたり,っていやもーなにこのノンビリさ! 呉では久しぶりに会う友達とまったりと呑み,翌日も大和ミュージアムの外で炎天下ビールをかっ喰らい――お土産がわりの醤油を買うつもりでスーパーに寄ったんですけどね! なんでビール買っちゃうかなあの男は!
てな具合にいい感じにレ=クリエートされて家路につき,そしてやはりこう,アレです,熊本も大分も呉も山と緑が割りと間近にあったりして幸せな気分になれるわけですが――それも新横浜まではかろうじて持続するのですが,そこを過ぎるとイヤな日常世界空間が待っているわけですよ。日本一まっ平らの灰色が。
ところで写真は日本一長い駅名で売る「南阿蘇水の生まれる里 白水高原」駅にて。ちょうど新聞で見掛けたばかりだったので寄ってみたらば,たまたま電車――いえディーゼルカーがやって来まして,駅舎の時刻表を見たら前後1時間は上下とも1本も来ないのでいやまぁ運が良かったと眺めていました。でもあとで考えてみれば一駅だけでも乗ればよかったな‥
☆色々と抜けてる話 (2012/09/05)
隣駅の本屋へ自転車ででかけたら途中で目が回って立ち往生。うわー困った何だこれ,と訝しんで思い出したことには,昨日の朝から通算で食パン4枚しか食べてません。即ちただの電池切れ。そこで「パスタ食べたい」との心の声に従い,と云うかパスタ屋が目の前にあったのでランチセットなぞ頼んで涼むことに。しかしせっかく喫煙席を案内してもらったのに,タバコを持って来てなかったのを忘れてました。買い物だけの積もりだったからね,持って来ないよ‥
ちなみに,買い物とか云いながら特に何かあてがあったわけでもないのですが,本屋さんでの楽しみの一つと云えばアレ――「へうし買い」。表1〜4の何処かに書かれた粗筋も含みます。『夜森の国のソラニ』と『珈琲店タレーランの事件簿』を何となく買ってしまいました。ただここんとこ,積ん読だけの非文化的生活が続いててどうにもあきまへん。常に眠い。どうしたもんだろうこれ。
☆寸借無宿 (2012/08/31)
先日同僚が「家じゃ呑まないから呉れてやる」とお中元ビールを持って来てくれました。「人と呑むのが楽しいのであって(家人も呑めればともかく)家で独り晩酌などはやらない」との向きは案外にチラホラいらっしゃるようで。とにかく貰ってばかりではアレだしせっかくなので休憩室の冷蔵庫で冷やしておき,仕事上がりにその同僚と朝の公園でささやかな酒宴なぞ,を‥・・・
出勤途上のサラリーマン行列を尻目に! フハハハハ!
そしたら,怪しげなDVDを10円で買ってくれと宿の無い人に絡まれました。曰く,手持ち140円しかなくてあと10円あれば焼酎が買える。面倒くさいので同僚がブツは受け取らず10円だけ渡し,宿の無い人は大喜びで近くのコンビニへ。どうなんだろう,楽しいのかな,あれ。楽しそうだったけど。
☆SE・食む (2012/08/29)
申し遅れてますがやれやれ暑いですよねー!! いつ死んでもおかしくない! と云うわけで今年は今月月初と下旬の2度,高原ドライブに出かけたのですがいずれも標高2,000mにて長袖要らずだったのがもうショックで‥! 通りすがりに奥さんらしき人が「アタシもっと涼しいかと思ってた」と旦那さんらしき人にボヤいていたのが,「こんなところに連れてきやがって」との呪詛入りにも聞こえて他人事なのにヒヤリ――まぁ確かに暑い,いえそりゃ日が翳ったり日陰に居りゃ涼しいし一旦吹けば風は冷たくて気持ちいいのですよ,もうね,ええ! それこそ霧ケ峰〜♪のフレーズが湧いて出ちゃうくらいに。でも太陽は容赦無用でした。思うに,地球温暖化自体を現象的事実とするとして,温室効果ガス以前に単純に日射が強くなってませんか? 世界ってこんなに白いっけ? まぶしいよ!!
――眼が悪くなっているだけかも知れない。
ところで今回は牛伏山には登らずに山本小屋から王ヶ頭まで歩いてみました。あの電波塔だらけの処。大分以前に1度だけ歩いた記憶があるのですが,案内板によると所要1時間。そんなに遠かったっけ?と記憶上の主観時間(<自分の中で最も信用ならない部分の1つではあります)との齟齬を正したくなりまして。で実際は40分強,主観時間はもうちょっと短かったので,大体こんなものかと調整がつきました。しかしところが今度は景色が一致しない,すぐ目の前に反対側の山が聳えていない。尤も,その辺一帯では一番高い場所なので水平視線上の近距離に山が聳えているわけもないのです。ではあれは何処。確認は来年。
わざわざ確認しなくてもいいようなものなのですが,その「すぐ目の前に反対側の山が聳えてい」ると云うのは私にとってはトラウマ情景のようなもので印象深いのです。山とか雲とか鉄塔とか空中線(が作る空間)とか,物云わずただそこにあるデカい物がただただ恐ろしい。
話はまた飛びます。時間帯によりましょうか,名前の割りに牛伏山への道のりでは牛を殆ど見掛けません。遠くには居ます。その“遠くの牛たち”が,王ヶ頭への道のりでは“近くの牛たち”と相成るわけでして,いやはぁ‥あの食べっぷりがスゴい。よく美ヶ原が禿山にならないものだと感心するくらいに。面白かったのは食べる“音”でした。鼻息のバフーバフー,草を食いちぎるブ,ブチッ,ブチッ,咀嚼するボリッ,ボリッ。いずれもテンポはゆっくり。ハイカー集団がお喋りしながら通過したりするともう殆ど聞こえないくらいなのですが,決して小さな音でもなく。しばらく聞き入ってしまいました。
ちなみに馬も少数みかけました。こちらも食事の音の構成は似たようなもの。でも音量は控えめでした。見掛け通り?
☆氷菓―クドリャフカの順番 (2012/08/14)
あと1話で謎解きと各キャラクタの屈託とを描写し切れるのか――と思ってたらし切っちゃった! これは何,構成の妙? スゴい。面白かった。 そして次回は「連峰は晴れているか」。これは読んだことないので2重に楽しみです。
ところで普通,小説が一人称でも映像作品になった瞬間三人称語りになるのが習いですけど(一人称の座は基本的にカメラが保持してますし‥),この作品の場合,それが思いもよらない点で面白くなってると云うか,一人称で平らかに隠蔽されていた部分が傍目には実際にはこうなのかも,と明らかにされているように見えてしまうのが新鮮で,ああ要するになんか,奉太郎がえらく可愛いですよ?
☆ありゃあ (2012/07/22)
さすがオレ,と嘆きたくなってしまう間抜けな後日談――『空想オルガン』の文庫もうすぐ出るんだったんだ‥
3巻も面白かったので,4巻をどうしようか考え中です。
☆老弱咽喉 (2012/07/15)
一昨日久しぶりに神保町の本屋街(と,喫茶さぼうる)へ行きました。一年ちょっと振り。一年ちょっと前は多分廿年振り。わーい本が一杯あって楽しいなぁ。
地元では春先に最後の街本屋が廃業してしまいました。残るのは駅ナカのチェーン店のみ。限られた床面積では仕方のないことですが,いずれの本屋も新刊・近刊しか置いておらずずっと寂しいままでいました(・います)。なので,たまに雑多な本の氾濫を見るのはなんかもう,なんのレクリエーションだと。
おかげで,読みたいけど嵩張るし文庫化まで待――つつもりだったのに現物が目の前に揃っている今ここにホレそこに‥‥と云うことでついうっかり:
初野晴 『空想オルガン』(ハルチカ・シリーズの3) 市井豊 『聴き屋の芸術学部祭』
それと,たまたま見かけて面白そうだった阿川大樹 『インバウンド』を買ってしまいました。なんだかんだ云って近刊ばかりです。さっきのセリフはどこいった。
と云いますか,久しぶりに古本屋にも立ち寄ったのですよ(ああ,いい匂い!)。でもって,“買っても絶対全然読まない”シリーズ(例えばアウグスティヌス『神の国』)などの嵩張る本を物色していたところ咳が止まらなくなりまして。そして外へ出たらケロリ。
ちょっとショックでした。いつの間にか私は古本屋に入れない躯に。または,足繁く通って古本の埃に耐性をつけよ,と‥
☆重点の落差または黒い白:きっとラテン系用言は須らく後ろから体言を修飾する (2012/07/09)
と云うか体言同士でただ「白黒」なんでしょうけど‥
先々週のこと,いつの間にやら弟たちの間で「コメダへ行こう!」と合意されたと聞き,「では行こう」と休みが合うところで日取りを決めました。ここで,私の持っている前提としては,仕事の上がり時間は読めぬが世の常,しかも弟の片方は午前中通院。よって午前中の待ち合わせは端から論外,当日朝,昼過ぎのどこかで集まるよう調整すればいいや,と気楽に考えていましたところ家へ戻ってすぐの〇九四五時に弟夫婦より入電――今コメダに居るのだけれどもみんなどうしたの。
時間を決めていなかったのは確か,夜勤明けであることは伝えた筈だし通院のことも知っている筈。これはどうしたことだ,と思いつつ待ち合わせの仕切り直しをする中で判明したことには,そもそもの合意の発端は「名古屋のモーニングってすごいよね」だったそうで,一方の私はと云えば,「コメダ」と聞いて「シロノワール」ただ一点をイメージするのみ。つまり当初から,双方の時間感覚に深刻なズレが生じていたわけです。即ち:
「何としても11AMまでに入店してオーダーせねば!」 と,
「店さえ開いていればいつでもいいやぁねぇ」
とです。我ながら落差に眩暈がしそうです。元々シロノワールにしか興味がなかったんだから仕方ない,と云いたいところではありますが,後で皆でお店に入って雑談などする中で,モーニングサービスタイムには行列が出来ていた,と聞くと「コメダ(名古屋)」=「モーニング」が大勢なのだなと認識を改めざるを得ません。いえ改めただけです。やっぱりそれはどうでもよくて,シロノワールはおいしかったです。勿論ミニ。レギュラー食べたら甘さの暴力できっと死ぬ。
ちなみにシロノワールへの入り口は太田忠司の『甘栗と戦車とシロノワール』でした。
☆信号待ち (2012/07/05)
写真撮ったりスケッチしたりはなかったので,うろ覚えで要素をテキトーに組み合わせてみました。川があって橋があって信号機があって,船はなかったけど――と。あの門に艀は入れなさそうだった。
☆漕いだ話――荒川ロックゲート (2012/06/27)
ずっと夜勤の上,休みには引き篭もりっ放しになってしまうので,普段ろくに陽の光を浴びてません。よって,久しぶりの快晴に何となく外出気分になったならば,その気分を逃してはならないのです――ガッチリつかんで! 日光浴するぜ! この際紫外線だって歓迎しちゃう! なんかこう‥消毒? みたいな!
そのようなわけで昨日,自転車でほんのちょっとうろついてみたのです。“散歩”にしなかったのは,自転車の方がいつもとは別の筋肉を使うことになろう,と云う期待があったからで,その際,いつだってどの筋肉も使ってないじゃないか,と云う見解には蓋をしました。
そして何となく西へ――go west! お陀仏になれ! いやーしかしなんですかこれ。湿気はそんなないし日差しは強いけど暑いってほどでもない。気持ちいいなー。梅雨晴れとはこう云うものでしたっけ? 中川・荒川の一級河川2本立ての区境は,徒歩・自転車では心理的に越え難い広大な国境地帯だった筈が,この日はぼんやりウッカリ都心側へ渡ってしまいました。いえ勿論,地元の人たちはフツーに往来してますとも。私が億劫がりなだけです。橋って大抵吹きっ曝しじゃありませんか! 面倒くさいよ渡るの!
もとい,渡りましてのち左へ折れて荒川右岸を流れに沿ってタラタラと南下。さ迷い込んだ公園の地図を見たら,小名木(おなぎ)川と云う東西一直線の運河の東側出口が近くにあるようなので取り敢えずそこへ。飽かず直ぐ西より来たる小名木川。更にちょっと進むとオヤっ,閘門が。江東デルタの隅田川側に閘門がいくつかあるのは,以前よしひこ君の江東散策のお供をしたときに見たことはあったのですが,荒川側も同様であるとは考えたこともありませんでした。まぁ,あるでしょうよねぇ‥そりゃ。とは云え,40年くらい前に一旦は閉鎖されたそう。でも阪神の震災で災害時の水運の有用性が見直され,数年前に再稼動された由。
などと説明書きばかり見てて周りに人が何気にチラホラ居る理由を全く考えませんで,去り際に気付いたことには,荒川側から入ったと思しき小さなボートが門内で待機中。停泊に非ず,待機中。みんなこれを待っていたのか,その場でただ居るだけだったのはきっとオレ独り!(昔から注意力の乏しい子でした) 去るのをやめて一緒に眺めていたら,おお‥水が下がってく。荒川とデルタ内の最大水位差は3m強だそうで,飛び降りる(どうやって)にはちょっとこわい。やがてデルタ側の門扉が上がり,小舟は乗員の腕のほんの一押しで壁から離れ,微速前進。旧中川・小名木川方面へ消えて行きました。
さて,覚えずいい感じに道草を食えました。気分としては,帰途につく格好のタイミング。近くにあった船番所資料館はまたいずれ(怠け者)。しかし既述の通り普段躯を鍛えているわけでは全くありません。帰ろうとしたその時点で,漕ぎ始めから経過わずか2時間。飛ばしてたわけではないし漕ぎっ放しでもなかったのにもう足が棒に。脆弱でごめんなさいお天道様。でもこの痛みは少しは鍛えられた証拠!(わずかでも前向きに)
無事に家に辿り着けるんだか心許なくはありましたが,別にのんびり行けばいい話。そんなね,都会の真ん中で遭難なんかするわけないじゃないですか! してる人が皆無ではないとは申せども! それはそうと,親水緑道を自転車で気分よく流してると鳥にフンを引っ掛けられると云うのは何かのお約束なのでしょうか。
☆Twitter (2012/04/14)
ちょいと以前に試しにアカウントを取ってみました。殆ど呟いてませんが。
☆作曲家と云えば (2012/04/03)
大谷幸のは静かな曲は割りと好きなのですが,アクション/サスペンス場面のはあまり‥(除:蘇る力)。いえとにかく特徴があり過ぎるので,久しぶりにワンダのサントラを聴いたらみんなアナザーに聞こえて参りました。
☆ボク的に神秘の世界の人 (2012/03/28)
録りっ放しだった『世界ふれあい街歩き』を見ていたらいきなり長岡成貢の曲が――思い返せばインフォメーションコーナーだけ既成曲をあててるのか。で,場面にも合っているし曲そのものは別によかったのですが,『ストライク・ウィッチーズ』のだと思いながら見てるとちょっとビミョーな気分に。
ところで旅番組の中で『街歩き』が好きなのは,案内役として埒もないコメントを垂れ流しながらカメラの前をうろつくお邪魔タレントが出て来ず,そして,食うか温泉に浸かるしかない,ってこともないからです。
☆毛蟹 (2012/03/23)
あああああ‥バンバンジーがアニメになってる‥‥原作サイドも製作サイドもフットワーク軽くていいな。春のイベント行きたかった‥
☆棍 (2012/03/20)
→ククリ→グルカ歩兵→第442歩兵連隊戦闘団。
Wiki。
☆卯 (2012/03/19)
こう云うポーズを画くとヘタなのが丸判りなのは措いといて,――ネタとしては去年の年始(<誤字ニ非ズ)に済ませておくべき事柄と申しますか,なんかもう,時効を設定させてくれないのは有り難く思うべきなのに違いなく,そして今年についても推して知るべし――じゃなくてご推察ください。
ちなみに,子供相手の場合を除けば,似顔絵は似ないことにこそ意味があ(r
☆負ける楓糖 (2012/03/09)
どうも最近ぶち当たらない,とか,3駅手前にあると云う常設店舗が見当たらなかったり,通りすがりに見た blog 上でも後日談的に「今はもう閉店されて‥」とか書かれてた店舗もあったりして,若しかして会社つぶれちゃったのか,と勝手に危ぶんでいたピカブーですが全然そんなことはなかったようで,いきなり催事場に出現してました。メイプル味のが好きなので,それとあと2種類を買って帰り,そしてメイプル味のが好きなので,あと2種類を先に,メイプルを最後に食べたらただの生クリーム味(と云うかただの脂味)になってしまって噛むのは臍ばかり也。チョコクリームとか,そっちの方が風味が濃いですよね,そりゃそうか,失敗々々。はぁ‥。いっそもう,次回は全部メイプル味で。
☆山積みの豆腐本を見た (2011/12/23)
年末のサークルチケットを渡しに訪ねた皐月章くん宅で境界線上のディベートアニメを見せられました。我慢して見てみれば,少なくともお話としてはつまんなくないカモと思ってはみたものの,薹の立った男の子向け要素てんこ盛りに過ぎて胸が悪くなりそうでもあり,いや待てよ何も我慢して見ることはないじゃないか見なきゃいいんだとハタと気付いて気分的に落着。多分,沢城みゆき演ずる中性キャラを追いかけるのも一興,とかウッカリ思いかけたのがマズかったのです。いかんいかん。
そんなことよりも,『氷菓』のキービジュアルも「今日公開されてた」と見せてもらいまして,デザインはもうちょっと“地味”でもいいんじゃないかと思わないではないもののまぁそれはそれとして,気になるのはシリーズ構成として掲記されている然る人名です。珍妙な“稚気”を起こして色々台無しにしないでおいてくれるといいなぁとかビクビクしながら待たなきゃならないなんてなんか理不尽だ畜生。
☆あっ (2011/12/22)
似鳥鶏の新作が出ていたのか‥
☆不思議 (2011/12/18)
『スカイ・ライダーズ』DVDをカートに放り込んだ途端,ルチオフルチの血まみれ映画群がお勧めリストに上がって来たとはどう云うことなのか。時代・年代と云うヤツですか。やっぱり。
☆まれ (2011/12/14)
思いのほかガッチリ作り込んであるくだんのドラマもいよいよ旅順・二〇三高地に取り付きまして,しかしなんだかどうも,まれすけ閣下擁護の空気が醸し出されているようで少々遺憾に思います。原作のとある一面の面白さは,冷静公平な評価を下そうにもうまく下せず,仕方ないのでその周辺を恐る恐る逍遥しつつ保留へ向かうかと思いきや,最後の瞬間に「でもとにかくオレはまれすけが大嫌いなんだ!!」と結局叫んでしまうところにもあると思うので。明治はやっぱりまだまだ“最近”の出来事なんでしょうか。色々と立つ角(かど)がありそう,と云うことで‥
ところで高橋英樹の児玉源太郎は,なにせ高橋英樹なだけにただそこに居るだけでも異常に押し出しが強くて私のイメージと全然違うのですが,第三軍参謀たちを大喝するシークェンスでの絵画的効果はバッチリで,対する村田雄浩も,意外なことに風格として勝ってはいないけど負けてもおらず異様に按配がちょうどいいと云うか,いやもう,改めて思いますにそゆとこ映画(TVドラマだけど)ってホント面白いですね。
☆云わばこれは多分「村に映画がやってきた!」風の, (2011/12/13)
仕事帰りの寄り道と云えば,勤務地駅周辺のコーヒースタンド,毎日ではありませんが地元駅ビル内か駅商店街の本屋・パン屋とガード下のスーパー(主にビール),ストック切れたら駅商店街の喫茶店でコーヒー豆,とほゞルーチン化されて幾星霜。しかしある日,地元駅構内の催事スペースにおいしそうなワッフルが陳列されているのを見かけて以来,伸ばすアンテナが1本増えました。Peek a Boo が稀に(本当に稀に)出店していて,駅ナカ営業時間帯に通る際には催事スペースへ回り道してみたり。ええそりゃまぁ,どっかに催事コーナーの出店予定表とかあるのやも知れず,それに調べてみたら3駅手前には常設店舗があるらしいのですが,なんとなく,通り過ぎたらたまたまやってたので買う,てのを楽しみに無駄な気ままな回り道をしている次第。
それにしても,普段からアンテナ全然伸ばしてないので,とてももう,今更な話ですけど,その気になって見てると催事スペースって結構楽しみになりますね。今更ながら! 沖縄物産展風の時にはサーターアンダギーとか。最近増えた楽しみは,たまたま下車した隣駅で見かけた「とろけるブリオッシュ」。Victoire と云うパン屋さんがあちこちの駅ビル駅ナカに出店してるそうで,地元駅に降りたらそこでもやっててビックリ。そもそもブリオッシュの何たるかさえ知りませなんだが,美味しそうなので買ってみたらブリオッシュよりクロワッサンの方がおいしかった,てのは余談として,コーヒーのお供のバリエーションが,恒常的にではなく一時的不定期に増えるのが楽しいのです。
て,コーヒーを中心に食生活を回しているかのような物云いに聞こえるかも知れませんがそんなことはありません。ちゃんとビールでも回してます。二本立てです。
☆アイスクリーム (2011/12/03)
そう云えば師走でした。もう。
James Hornerの“Sneakers”を買ってそればっかり聴いてる昨今,よしひこ君に京都アニメーションの次なる作品は『氷菓』!!と不意を打たれてビックリ仰天と云うかその取り合わせはなんかビミョーと云うか,仕方ないので,ミステリ要素をバッサリ切り落としてただのホラーサスペンスに仕立て上げた『インシテミル』の如き虐殺行為には及ばないだろう,と予想するくらいをせいぜいに,楽しみと懼れのアンビバレンスを愉しむことにしようと思うわけですが,――いやしかしやっぱりどうなんだそれ。そもそも本当‥? 成る程京都のページにはそんな告知動画が流れてるし原作者本人もそう呟いていらっしゃるから本当のことには相違ありますまい。それにしてもTwitterって画面の見方が今以ってよく判らない。
☆PC (2011/12/01)
やっぱりたまに起動しなくなるなぁ‥仕方ないのでケース開けっ放しです。あちこちグニグニすると立ち上がるってやっぱり接触ですよねこれ‥
☆ノコギリ山,タテ山 (2011/11/28)
右:房総半島は鋸山山頂に群れていた仔猫が一。“鋸”云うだけあってすぐ向こうはほゞ断崖なのに悠然としたもので,見てるこっちが高所恐怖症を発症しそうです。
千葉では,“山”って云ってもむしろ大きな丘?みたいなノリの連なりが殆どなのですが,久しぶりの鋸山はたかだか海抜329mの小峰ながらいやにメリハリが効いててやっぱり楽しかったです。今回は行かなかったけど「地獄のぞき」とか,高所恐怖症気味にはいっそ辛いところ。
と云うか,弟一家と連れ立って館山まで行ってきて再認識したことには,安房の国は近くて気軽に行ける歴とした観光地でありました。鋸山のミニ峻岳っぷりを筆頭に,夕陽が館山沖に落ちるのを宿の窓辺から眺めたり,砂浜で裸足になって砂と波の感触を久しぶりに愉しんだり。あとは富浦の枇杷ムースとか枇杷ソフトとか枇杷ジャムスコーンとか,よもや土産物屋のスィーツに目移りしてしまおうとは不覚。傾斜地の立地を活かして半地下から展望塔様のてっぺんまで吹き抜けになった楽しい構造と云い,道の駅は確かに観光名所を意図して作られつつあり。ちなみに地ビールは勿論買いました。或いは銚子電鉄の濡れ煎。館山とは南北にえらく離れてますが同じ千葉だし。
☆恥ずかしい話 (2011/11/19)
ここんところちょくちょくPCが起動しなくなって(ビープ音からして鳴らずBIOS画面も出て来ない),でもあちこちモソモソいじってるうちに何故か動き出すので,これはマザーボードのどっかイヤなところで断線でもしかかってるんだろうかと機械の全取っ替えも検討しかけていたのですが,十数回目の不調の折,AGPスロットのロックレバーの角度に違和を覚えてよくよく見てみたら,なんとビデオカードがちゃんと挿さってませんでした。よくこれでまともに起動することもあったもんだ,と逆にそっちの方を訝しく思い。
☆スポットで面白くても‥ (2011/09/12)
例えば,取り立てて何がどうと云うのが全くない,壺中天とその鍵守りの寓話集ですけれども,「黄昏の書」は話中話のビジュアルだけが妙にイイ――と思ったら小林治とか湯浅政明とか。
例えば,初回を見るだにもう構成からしてダメそうとの予想をついに裏切ることのないまま推移する『メモ帳』では(何故原作をわざわざああ組み替える必要があるのか今以って理解できません),途中の第5話だけ普通に面白く見られてはて面妖なと首を捻ってたら絵コンテ・演出が川面真也でした。1回こっきりの各話演出じゃなくて,どうせなら例えばハリボテ○下○一をダミーに据える嘗てのアノ体制でもいいので実質的監督をやってくれまいかと溜め息が。
そんなわけで心の拠り所は『夏目友人帳 参』ただ一点の,夏。
☆蓼科山は今日も黒く (2011/09/10)
おひさです。 どうも去年辺りから,ひと夏ごとに生命力をゴッソリ持ってかれてるような気がしてならず,いっそ命の危険(精神的に)さえ感じたので今年も信州の方へ日帰り現実逃避にいって参りました。先週は台風に阻まれ,今週は薄い取引先知人のPC不調に邪魔されかけましたが,そんな下らないことにかまけてる場合じゃありません,強行。 全体的に快晴には程遠く,残念ながら美ヶ原は雲の中。でも霧ヶ峰ではなんとか眺望を得られ,むしろ,ここ数年行きつけのようになっているロッジ付属の喫茶店のデッキでぼんやり雲を眺めるにはちょうどよかったかも知れず,なんかちょっと生き返った気分に。
そのウィンディなデッキ上で老境のお嬢様が三人ほど,パート先の職場の人間関係についての半ば愚痴なのか,そんなようなのを賑々しくこぼす変な伴奏をくれてましたが,まぁそれはそれ。
ところでまた白樺湖・蓼科を回って帰りまして,あの辺りに唐突に生えてる蓼科山は今年も麓近くまでスッポリ雲をまとい,ひょっとして私はあの孤峰の全容をついぞ目にしたことがないような気がしてきました。雲の裾から麓の木々だけが黒々と覗く様は,正直なところちょっとばかり怖いです。
☆道理でしつこい (2011/05/10)
眠ってる時の方がむしろ熱が上がるなど,どうにも納得が行かない,とボヤいてたらインフルエンザでした。A型。まだ残っているらしく,地元界隈では昨日もB型が一件見つかったそうです。町医者も薬剤師も「あちゃー,出ちゃったねー」みたいなリアクションで,なんだろうなもう,こんなことでビミョーに流行に乗り損なってる感を味わいたくはありませんでした。それにしてもこれ,やっぱりイベント由来ですよね‥
☆熱,走る (2011/05/09)
一旦熱が治まったので,このまま休んでりゃ治るだろうともう一寝入りして目が覚めたらまた上がってる‥しまった,医者行っとけばよかった。取り敢えず,生姜紅茶と生姜焼酎の生姜入れ過ぎ版を作って排熱効果を見てみよう。
☆鼻,走る (2011/05/08)
半年足らずの間に2度も発熱ってどうなんだ。しかも2度ともイベントの後――寄っちゃってるの? 年波が! 連休終盤ともなれば店舗暇だろうと高を括ってたら飛び入りでデカいのが来て,已むを得ず生まれて初めてドリンク剤に頼りました。割と効いてる――と云うか,少なくともそう思えました。
☆COMITIA96 (2011/05/07)
またしても既刊を申し訳程度に並べただけでショボくれていたのですが,「新刊はまだか(まだです)」「新刊はどれか(ありません)」「コミケには参加してるのか(手伝いついでに並べてます)」「オヤジが絵柄から浮いてなくていい(ありがとうございます)」等々の有難いお言葉を頂いて,これはショボくれている場合ではないと。 このままでは謝罪のみに明け暮れる人生です。
☆びやうき (2011/04/29)
今期,『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』を一番楽しみにしています。幼馴染それぞれがいい感じに相互に作用し合って,引き篭もりが引き篭もりっぱなしにはならないし。キャラクタをみんな好きになれそうです。 二番手は『Steins;Gate』で,昔よしひこ君に貸してもらったJ.P.ホーガンのあれこれを想起してなんとなく懐かしくもあり。でもニトロプラスだから用心しとこう‥ そう云えば,故ありそうとは云えあの主人公の“病気”がどうにも鬱陶しく,思わず造型師氏に「あんなだだ漏れのクソたわけがホントに居るものなんですか」と訊いてみたら,「いやぁ‥イベント行くと結構こじらせてる人見かけますよ」と冷静に返されてなんかひどくガッカリしました。洒落じゃないんだ‥
☆undecodable (2011/04/16)
買い置いてそれっきりだったXPを今更ながらに入れてみて一月余り。余計な画面や機能やインターフェースを叩いて叩いて叩き潰して磨り潰して,ようやっと一見してクラシカルに――傍目にはさぞや無意味無駄と映ろう努力を,カリカリしながら当初は重ねておったわけですが,まぁそれもどうにか落ち着いて平常運転へ‥‥と思ってたら,ごく一部のデータが読み出せなくなっていることに最近になって気づきました。
どれもこれもデータドライブに置いてある物なのでインストール作業とは関係ない筈,だいいちファイル自体はちゃんと存在してるじゃないかそれそこに,と訝しみながらあれこれいじっていたところ――あゝ‥こ,これは‥‥!!
‥そうでした,2000の時,NTFSの暗号化機能とやらを試して遊んだことがあったのです。ディレクトリ単位で掛けたり外したりしてた筈なのですが,何故か一部ファイルがそこから取り残されてしまっていたようで。でももうOS変えちゃったからデコード出来ません。環境は同じだから2000を入れ直せば若しかしたら解除可能かとも思えば,ファイルのディスクアドレス自体を暗号化してる,とか何とか何だか物凄いこともどっかに書いてあったりして望み薄な上,解除キーの一部に例えばOS導入日とか組み入れられてたら(実際がどうだかは全然知りませんが)お手上げだよなぁ,などとひたすら後ろ向き。どのみち,うまく行こうが行くまいがそっからまたXPに戻すのもいたく面倒です。
――諦めました。
☆ (2011/04/12)
ここ数日またなんかでかいのがしょっちゅう。家鳴りが地震によるものなのか風によるものなのかトラックの通過によるものなのか,もうよく判らない。トイレにこもってると,なんとなく揺れてるような気がするのはただの気のせい。
☆続編 (2011/04/02)
カウントダウンは途中まで追ってたのに,エイプリルフールネタを見はぐったのは何気に悔しいですが,そして,スタッフのヘッドが変わっててちょっと不安ですが,『WORKING!!』第2期制作決定と云うことで取り敢えず喜んでみたり。『夏目友人帳』もやるし。
☆ (2011/03/16)
パンや米がない――コンビニやスーパーでは確かに。でもパン屋にはパンがちゃんとあって,なんかこの購買様態は不気味。普段通りイギリスパンを一斤買って帰りました。
☆ (2011/03/11)
こないだの地震は前奏だったのか‥
たまたま休みだったので午後ずっとテレビつけっぱなしでした。なんだかもう‥言葉もありません。
☆Small troubles never come alone. (2011/03/10)
職場の相方の造型師氏にイベントを目前に控えて進捗はどうですかと尋ねてみたところ,先日のアースクェイクのお陰様で原型がテーブルから堕ちて粉骨砕身ああいやこれは語義じゃなくて字面だけ汲んでねつまりもう全く以って絶望的ってことだねははははは(大意)――と予想外に最低な答えが! なるほど道理で纏う空気がドンヨリ曇天早くも五月雨。
そりゃ一大事とばかり,休みにゆったり身を浸――せなくて恐らく間違いなく編集作業に悶々としている筈の“カントク”に連絡入れて翌日の休日交替を打診してみたり,しばし仕事そっちのけ。いえまぁ,必要作業は終わってたから公的に問題はありませんとも。
でもってその辺の調整が済み,精神的肉体的にヘロヘロの造型師氏に仮眠を勧めてヤレ話がまとまってよかったと思ってたら別店舗のミュージシャン氏より入電。曰く:バンドがこれまでのプロデューサと手を切ってそのお陰でウェブサイトも新たに立ち上げ直さなきゃならなくなったんだけど,サイトの特定箇所にツィッターを表示させたいのにうまく行かねぇから見てくれ,と担当してるヤツがこっちに振って来やがった,ついては何処がおかしいのやらちょいと見ちゃあくれまいか。
ええもう,その手のソースを眺めるのは嫌いじゃありません。でも公開予定が明日って云うそのデッドラインにもかかわらず,ツィッター非表示どころか,いかにもCSS定義が幾重にも齟齬をきたしてそうな破綻含みの危ういレイアウト上に,一定時間ごとに交換されないTOP画像と同じく一定時間ごとに交換されない最新情報メッセージが載り,マウスクリックでツィッターとブログ表示をスイッチさせたいのに全然そうなってくれないなどと,聞くからに課題山積のそれってどうなんですか。
しかしこれはトラブルの中休みみたいなものです。ヘブンキャンセラーよろしく「君らはあまりに多くの行動目標を抱えすぎている」と仕切ることにして,ことここに至っては余計な高望みはせずにまともなレイアウトの中でせめてツィッターがまともに表示されることだけを優先するようその担当者氏を諭してみたら如何でありましょうや,と無理矢理取り纏めて任務完了(取り敢えず)。そしてオチはこっちに回って来ました。職場を上がり家へ戻って気付いた着信によれば: 「お世話になっております,先日納品いただいた版下なんですが‥‥実はこちらの伝達ミスでサイズが違ってました。それで,申し訳ないんですが‥」 ‥‥ ‥まぁ,あれです,せっかくの一日休みだからと買ったビールとカラムーチョはお預け。代わりに呑み込むのは「ふざけんな!」の一言。
☆奇跡 (2011/02/11)
地元の町本屋で,『神様のメモ帳』6巻が発売日に売られていた!
☆
☆1ヶ月経過 (2011/02/05)
『フラク○ル』や『夢○いメリー』は惰性で眺めてるだけなのでいい加減切ろうと思ってた矢先,いきなり芝居が妙に細やかになってビックリしたら足立慎吾が絵コンテ演出だとか(‥各話演出デビュー?),なんだこの癖の強いアクションはと思ったら多分田中宏紀だとか――でもやっぱり作品そのものはあんまり面白く思えないので困ったもんです。どうしよう。モゾモゾ居心地悪く思いながらもつい見ちゃうのは『放浪息子』。
今期フツーに見られてるのは『GOSICK』でしょうか。B○NESだけどSFじゃないし。弟一家が割と気に入ったみたいなので原作を貸そうとしたら1〜3巻がどうしても見当たらず,きっと最初のうちは皐月章くんに貸し付けられたもので済ませて途中から自分で買い始めたのだろう,と結論しまして,弟には「ああ,君よくあるよねそれ,1巻だけとか」とバッサリ切り捨てられました。
その皐月くんからは新房★虚渕ものを勧められています。でも,魔法少女なんかどうでもいい,とか,元デザインがアレでは岸田隆宏が居る意味が全然全くこれっぽっちもないじゃないか,てのの他に,彼がSAN値がどうのと騒ぎ出すとまず絶対私好みのトーンではないので怖くてまだ見てません。実は1度予約録画をしたんですけど,たまたま電波が弱かったのか画面が真っ黒でした。恐らく見るなと云う託宣です。
それらはそれらとして,目録セカンドシーズンの罰ゲームのエピソードをついニヤニヤしながら眺めてる,って,なんかひどくダメな気がしました。
☆チルチルミチルでなく (2011/01/29)
正月に近所のタバコ屋でカートン買いをした際,ご主人がおまけでライター2個つけてくれてまして,100円ライターが切れた今日,初めて中を検めたら,確かに2個だけど使い捨てでないタイプのガスライターで――困った。使い捨てられないのが2個も‥
☆折れた竜骨 (2011/01/28)
舞台設定や登場人物がああだし,軽妙な語り口は望めない――などと,買ったはいいもののイマイチとっつき辛く思ってたところ,いざ読み始めたら,いやもう,止められませんでした。ミステリ要素に興味を惹かれるのは勿論ですけど,登場人物が,騎士も弟子も傭兵も泥棒も,みんな気持ちいいくらいプロフェッショナルでした。て云うか,ご都合主義的なくらいツーカーなのってやっぱり楽しいなぁ。
☆‥‥ (2011/01/03)
どうもしょっちゅう眠いと思ったら風邪の前兆でした。
☆逝く年 降り積む (無駄に) (2011/01/03)
明けましておめでとうございます。今年は呑んだくれる気力も無く (いえ勿論,全く呑んでないってことを意味するわけでは更々ありません) なんとなくひたすら寝だけ正月っぽいです。よく眠れる。
昨年は,何か新作をと内外から圧力をかけられつつ結局何も出来なかった1年でした。COMI- TIAに2回参加したものの,2回ともただ居ただけです。今年はなんとかしたい(いつもこんな感じ)。
年末の祭典は,一応2日目に夜勤明け山手線2周仮眠ののち皐月章くんの手伝いに行きました。でも次の日にもよしひこ君の手伝いが控えているしどうにもやっぱり億劫で仕方なく,彼のトイレ休憩のあいだ売り子をしただけですぐ退場。参加わずか10分の最短記録。いえそんなことより,山手線って少なくとも2周はするんですね。どっかのタイミングで大崎行きとかに切り替わって整備休憩に入るのかと何となく思ってて,折角だから切り替えの瞬間(実際にそんなものがあるのかどうかは知りませんが)に居合わせたくもあったのですが,4・5周するつもりで乗らないとダメそうです。でもそもそも,それほどの時間があるなら家に帰って寝ますからね(そして起きない)。
翌3日目はよしひこ君とこで淡々と売り子やってました。昼下がりにはすっかり飽きて逍遥を始めてましたが,見たい所が特にあるわけでなし,なんかもう,かなり無気力に過ごしてしまった気がします。突然何かが莫迦々々しくなり,つくづく,2日続けて来たくはなかった‥
まぁそうは云っても,面白いことが全く無かったわけでもありません。例えば2日目,昼過ぎのゆりかもめに揺られていたら,(多分)高校生くらいの西国訛りの女の子が2人騒いでいるのが耳に入り,「次の次(の駅)だね」とか何とか云い合ううちに彼方に現れたビッグサイトを「あれだあれだね」と指差してクスクス笑っているので,ああこれはアレか,所謂コミケデビューってヤツなんだろうか,などとぼんやり思いながら(うるさいなぁ,とも思ってましたが)聞き流していたところ,駅に近づいてビッグサイトの雑踏が目に入るや交わされたダイアローグにちょっとビックリ:
「“人がゴミのようだ”!」
「云うと思った!」
「「キャハハハハ!」」
その会話の意味するところを咀嚼するのにしばらくかかりました。私辺りの年代にとっては多分,「旧いかなぁ」と些かのエクスキュースを(内心ででも)交えずには云えないセリフです。それを,アップトゥデイトでない事象には容赦無用が初期値の子供たちが,気負いもなくサラリと引用してしまおうとは‥!
――などと驚くことでもないのでしょうね。わこうどにとっては,幼少の頃,現今のジブリアニメから地続きに遡って取り入れた,旧い新しいとは関係なくナチュラルに持ち出せるような類のものなのだろう,と取り敢えず結論しときました。或いは今以ってトトロ辺りが基点てのも,身の回りを見回すに充分に考えられそうです。宮崎ジブリすごい,ってことで。
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